第2回 「なりたい」がある人は…。

おはようごさいまーす。

今日は二回目ですね。前の授業は参考になりましたか?

はい、とても分かりやすかったです。

きみはどうですか?

はい、とてもダメになりましたぁ。

!!??(ムッ)・・・キミ、口をしっかり開けてもう一度。

ハイ、とてもタメになりました。

そう、省エネしないで、きちんと口を開いてしゃべろうね。音がこもって別の意味に聞こえます。このこともこれから先の授業でやりましょう。

では今日は、目的が決まっている人についてです。

高校生ですが、舞台を中心でやりたいので、劇団を受ければいいんですよね。

そうとも限らないんだな。劇団といってもいろいろな傾向があるんだ。文学座、キャラメルボックス、扉座などなど。さらに劇団ではないけどいい舞台を作る加藤健一事務所や先生がやっている有名な(?)佐藤正隆事務所という形もある。

うーん。そうかぁ、どの劇団がどんなことしてるか分からないと選べないんですね。

まあ、そんなに厳密に考えなくてもいいけど、少しは知っていないとね。それから、お芝居の勉強するなら、大学、専門学校もあるし、国立劇場の養成もある。劇団でないところもいっぱいある。そこから劇団へ行く人も多いし、そうそう、専門学校や大学いるうちに自分で劇団作っちゃった人も結構いるんですよ。

先生、私はダンゼン声優なんで、プロダクションしかないと思うんですが。

声優の場合は、お芝居の傾向は関係ないね。でも、声優、ナレーション、司会などなりたい方向で多少違ってくるかな。それから、文学座や青年座の劇団員で声優で活躍している人もいるしね。専門学校ではいろいろなプロダクションとのパイプもある。

そうかあ!分かるんだけど、分からなくなってきたぁ!

私はマルチタレントになりたいんで、マルチを勉強すればいいんですね。

マルチを・・・!!??先生も分かるんだけど分からなくなってきた!マルチね・・・。タレントといっても、何かできないと、マスコミで活躍できないよ。最初はまず一つジャンルを決めた方がいいと先生は思います。総合的なところへ行けば、基礎としては、演技も、歌も、ダンスもあるんだから。

じゃ、一応声優めざそうかな?

!!??一応ねぇ?

進路決めるのも大変なんですね。

そうだね、でも最初が大切。しばらくは戸惑うかも知れないけど、いろいろ調べて、体験していくと、この世界独特の進路が見えてきますよ。そうしたらしめたもの。

では といきますよ。

1.好きな劇団、行きたいプロダクションがはっきりしている人は、直接応募してもいい。

2.舞台、声優、お笑いなどジャンルは決まっているが、どこがいいかは分からない人は専門学校や大学を薦めます。

3.声優もやりたい、舞台もやりたい、映像もやりたいと思う人は、やはり、学校か総合的なプロダクション系を薦めます。

お笑いの場合もおなじですか?

そうですね。いきたいプロダクションがある人はそこの養成所をめざすのはいいと思う。分からない人や迷っている人は、専門学校のお笑いのコースのあるところや出身者のいるところがお薦めです。

1.専門学校、大学もスクールも養成所も基礎は同じ。

2.学校は教育・サポートが中心。

3.養成所は実践・バトルが中心。

高校生なんで、進路について活動を始めたいんです。何からやったらいいか教えてください。

よし、では具体的な「ズバリ進路活動」を、次の時間にやりましょう。

 

次の授業は5月13日(火)です。

 

おたすけ先生のプロフィール

佐藤 正隆/さとう まさたか  演劇制作歴40年。プロデューサーとして倉林誠一郎記念賞受賞。また、プロデュースした舞台が、朝日舞台芸術賞、湯浅芳子賞の作品賞、演出賞、新人賞などを受賞している。一方、俳優・声優のマネージメントも手がけ、新人の発掘・育成には定評がある。ラジオでは「おたすけ先生」としてレギュラーコーナーを担当。著書に「おたすけ進路俳優偏」など。現在、東京農工大学、日本大学藝術学部、東海大学、専門学校東京アナウンス学院の非常勤講師。

 

『第1回 学校・養成所選びのポイント』はこちら

『第3回 資料を集めて体験に行こう。(進路活動の第一歩)』はこちら

『第4回 体験して、選ぶ力をつけよう。(体験レッスン、ワークショップについて)』はこちら

『第5回 エデュパ流体験チャレンジで視野を広げよう。』はこちら

『第6回 オーディションとは?』はこちら

『第7回 レッスンとカリキュラム?』はこちら

『第8回 就職とデビュー』はこちら

『第9回 自己アピールは「百聞は一見」』はこちら

『第10回 今までの復習』はこちら

『第11回 学費・レッスンの費用は』はこちら

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