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(左)山本 芳樹、(中央)加藤 健一、(右)新井 康弘 |
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――加藤健一事務所の公演は、2008年の3月公演『思い出のすきまに』で68回目ということですが、演劇賞受賞の舞台など毎回おもしろい作品をどのようにして決めているんですか? ボクは自分で本が書けないもんですから、ひたすらいろんな戯曲を読みあさって、その中から気に入ったものを選んでいるんです。まず自分が感動出来る作品、そして好きなものをやろうというのが第一ですね。もちろんプロですから興行的なことも考えますが、それは二の次。最初に儲かるかどうかといった経済的なことで選んじゃうと、きっとこの仕事も好きでなくなっちゃうんじゃないかな。
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――加藤さんは俳優業と共に加藤健一事務所俳優教室で若い人を育てています。紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞し、声優としても活躍する加藤忍さんも俳優教室出身の一人ですが、集まってくる人はどちらかというとやっぱり舞台好きな人が多いんですか? |
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そういう人が多いかもしれないけど、演じることが好きな人なら、舞台にこだわってなくてもいいんですよ。
――加藤健一事務所の公演は毎回完成度の高い芝居を上演していますが、稽古にはどれくらいの時間をかけているんですか? 1日8時間、6週間程ですね。多い? 6週間なんてあっという間ですよ。
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――加藤さんが芝居をはじめたきっかけは何だったんですか? ボクは高校時代に演劇部にいたんだけど、当時は何もわからない田舎の少年だった。高校卒業後、東京に出てきてある俳優養成所に入って役者の勉強を始めたんだけど、その頃も、ただ石原裕次郎さんみたいになりたいなあと(笑)。でも、やればやるほどお芝居が好きになっていってね。それが高じて今でもやっている訳です。だからね、入り口はどうでもいいと思う。演じることが好きならばね。ただ、そのあと横道にそれては欲しくない。
――方向は定めろと・・・。 芸術家が向かわなきゃいけない方向は間違えないで欲しいんです。何をやってもね。
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――俳優教室の生徒やこれから芝居をやってみたいという人に伝えたいことって何ですか? やっぱり情熱。芝居を続けていくエネルギーですよ。芝居ってね、やってみるとすごくおもしろいものなんですよ。たぶんやったことのない人にとっては、イメージしている以上におもしろいし、自由になれるものなんです。だから、いろんな人がこの世界に入ってくれるといいいなと思っているんです。楽しく芝居したいですね。 |
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